【レビュー】キャンプや災害時に最適!ECOFLOW(エコフロー)のポータブル電源活用法

ポータブル電源のECOFLOWがすごかった
こんなお悩みありませんか?
  • ポータブル電源を購入したいけど、悩んでいる…
  • エコフローってどこの国のメーカーなの?
  • 製品の特徴やスペックが知りたい!
  • 実際に使っている人のレビューが聞きたい!

キャンプなどのアウトドアシーンで活躍するのが、ポータブル電源。

お値段もそれなりなので、どれを買ったら良いか分からずお悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ECOFLOW RIVER PROを実際に使ってみて感じたメリットやデメリットを忖度なしでご紹介いたします。

目次

キャンプや災害時に大活躍!ECOFLOWのポータブル電源とは?

ECOFLOWってどんなメーカー?

ECOFLOWは、ポータブル電源などを中心に販売している中国の企業です。

「中国製ってなんか不安…」と思う方も多いかもしれませんが、現状日本で販売されているポータブル電源やモバイルバッテリーのほどんどが中国で製造されています。

ECOFLOWは、ポータブル電源市場で世界シェア2位と業界でもトップクラスの企業です!
現時点で正式なデータは公表されていませんが、近年では首位のJackery(ジャクリ)を追い抜いているとの情報もあります。


また、エコフローは2年間の保証が付属しているので、安心して使い始めることができます。

ここが安心!

設立が2017年と新しい会社ですが、2019年には日本法人を設立しています。
万が一製品が故障しても日本人スタッフが対応してくれるところも安心です!

ポータブル電源が注目される理由

昨今のキャンプブームや地震などの大規模災害の度に注目されているポータブル電源。

「我が家でもそろそろ買っておかなきゃ…」

そんな思いで、数年経過している方も多いのではないでしょうか?
アウトドアだけで使うならまだしも、災害はいつ発生するわかりません。

一家に一台備えておくことをオススメします。

他メーカーと比べたときの特徴は?

私が「エコフローを買おう!」と思った決め手は、なんといっても充電の速さ!!

エコフローには「X-STREAM」という急速充電機能が搭載されている為、なんと“約1時間30分”でフル充電できてしまうんです!

しかも、充電80%までは約1時間で完了するためフル充電できなくても十分使用することができます。

キャンプで連泊する際は、温泉に入っている間に充電がMAXになるので本当に助かります。

実際に使ってみた!「ECOFLOW RIVER PRO」レビュー

内容物
  • RIVER PRO本体
  • AC電源ケーブル
  • シガーソケット充電ケーブル
  • DC出力ケーブル

スペック紹介

項目内容
容量720Wh
出力(瞬間)最大1200W(定格600W)
ポート数AC×3、USB-A×2、USB-C×1、DCポートなど
重さ約7.6kg
  • 左の大きい数字:接続されている機器をこのまま充電し続けたらあと56時間充電できる
  • 真ん中:バッテリー残量(100%)
  • 右下の小さい数字:接続されている機器のW(ワット)数の合計

これがめちゃくちゃわかりやすい!

ライトも付いているので、ポータブル電源自体が照明になります。

右側面

コンセント電源が3ポートも付いています!
スマホアプリでX-BOOSTモードをONにすると最大1200Wまで使用可能。

左側面

充電ポートが付いています。
もちろんポータブル電源を充電しながら、その他の機器を充電することも可能です。

消費電力が大きいドライヤーなども、X-BoostモードをONにすると問題なく使用することができます。

この機能は、キャンプの時に本当に助かります!

専用アプリで操作可能

実際の使用感

使ってみてわかった

メリットデメリット
90分でほぼフル充電できるスピード感
が凄い
同時に複数デバイスを安定して充電できる
X-Boostモードを使用すると1,200Wまで使用可能
7kgの重量は女性には重く感じる

こんな人におすすめ!
・家族連れのキャンパーさん
・バンライフを始めようとしている方
・災害時の備えを考え始めた方

どんなシーンで活躍する?おすすめの活用法5選

① キャンプの扇風機やホットカーペットに

初めてのキャンプでありがちなのが、気温差に対応できないこと。
出発する時は“ワクワク”が止まらなかったのに、帰る頃には慣れない気温差に“ヘトヘト”になってしまうことも…。

そんな時にポータブル電源が1台あると、夏の暑さや冬の寒さにも対応できるためキャンプ疲れがグッと軽減できます。

キャンプで使えるシーン
  • スマホやタブレット、パソコンの充電
  • ホットカーペット
  • サーキュレーター
  • 電気調理器具(ホットプレートなど)
  • ドライヤー
  • 家庭用の照明器具

お気づきでしょうか?

実は、ポータブル電源があれば家にある家電がほとんど使えてしまうのです!
わざわざキャンプ用品を買い揃えなくてもアウトドアライフを楽しむことができます。

② 災害時のライフライン確保に

地震などの災害時に発生するのが、停電。
普段はあまり意識していませんが、実は電気を使わない日はない無いほど生活に直結してきます。

「1週間電気の使用禁止!」

と言われて電気のないストレスに耐えれる人は少ないでしょう。

災害時に使えるシーン
  • 電気ポット(カップ麺などに)
  • 電気ブランケット
  • 扇風機
  • ポータブル冷蔵庫
  • ドライヤー
  • スマホ充電
  • EcoFlow RIVER PROの照明機能

避難所の電源使用が限られていても、ポータブル電源さえ充電しておけば、周囲の方と電気を分けて使うことができます。

③ 車中泊やバンライフの電源に

最近では、キャンピングカー風にカスタムしたハイエースでキャンプに出かける方や軽自動車をカスタムして全国を旅するノマドワーカーの方も増えてきています。
車内のリビングスペースに1台設置しておくと、パソコンの電源にも使えるため車のエンジンを切っても大丈夫!

車中泊で使えるシーン
  • パソコンの電源
  • サーキュレーター
  • 電気ブランケット
  • ホットサンドメーカー
  • 電気ケトル

車のバッテリー上がりなどのリスクを減らすことができます。

④ 野外イベントやワークショップで

野外のイベントなどの電源としてはもちろん、ハンドメイドでレーザー加工などに挑戦したい方はポータブル電源があると便利。持ち運びのできる電源があるだけで活動の幅が広がります。

ワークショップで使えるシーン
  • レジやタブレット端末の電源
  • レーザー加工機
  • 照明
  • ワークショップ
  • 扇風機
  • グルーガン

ポータブル電源は「キャンプで使うもの」「災害時の備え」としてイメージされる方も多いですが、ワークショップなどで家庭用のレーザー加工機や3Dプリンターなどを導入すると、ワンランク上の製品に仕上げることができます。

⑤ 工具を使うDIYやベランダにも

コンセントを使用する電気工具なども、場所を気にせず使用することが可能。
お庭のDIYやベランダにも持ち込むことができます。

さらに、EcoFlow RIVER PROの本体部分に照明機能が付いているため暗い場所でも安心です。

DIYで使えるシーン
  • 外部電源がない場所
  • 暗い場所での作業
  • 高圧洗浄機の電源
  • ベランピング

工具の充電用に1台あるだけでも、作業が大幅に捗ります。

自分に合うのはどれ?エコフロー製品の比較一覧

エコフローのポータブル電源は、大容量高出力のDELTAシリーズ」と、コンパクトで持ち運びやすい「RIVERシリーズ」の2種類があります。



当然、容量が大きくなるにつれて重量や価格も上がります。

一家に一台、防災用として購入するなら「DELTAシリーズ」、手軽にキャンプに持ち込むなら「RIVERシリーズ」がオススメ!

各シリーズともにスペック別で似たようなものが発売されています。

私が使用しているRIVER PROも新モデルが登場し、現在ではRIVER 2 PROが最新機種となっています。

家電に詳しくない方は見れば見るほど身が回ってしまうため、本記事ではこれさえ買っておけば間違いない2点に絞ってご紹介します!

DELTAシリーズ|おすすめ No.1 🏆

DELTA3

優先度防災 > アウトドア

容量やスペックは十分すぎる程。ただし、重量が12.5kgと持ち運びにはやや不向き。
災害時の防災用品として購入する方におすすめです。

ソーラーパネルとセットで購入することもできます。

DELTA 3 対応の収納ケースはこちら↓

RIVERシリーズ|おすすめ No.1 🏆

RIVER 2 PPO

優先度:防災 < アウトドア

容量はDELTAシリーズ程では無いものの、アウトドアシーンで活躍すること間違いなしの1台。
メインはアウトドアでも使用しつつ、防災用品としても使えるポータブル電源をお探しの方は、RIVER 2 PPOがおすすめです。

こちらもソーラーパネルとセットで購入することができます。

RIVER 2 PROの収納ケースはこちら↓

用途や頻度に応じて選ぶことが大切!重さと容量のバランスがポイントです。

ポータブル電源を選ぶときのチェックポイント

  • 容量(Wh)…アウトドアや防災用として考えるなら700Wh以上
  • 出力(W)…同時使用する消費電力の合計に注意
  • ポート数…おすすめの2機種なら4人で使っても十分
  • 充電方法…ソーラーがあると電源なしで充電可能
  • 持ち運びやすさ…1人でも無理なく扱える重量を選ぼう

用途が決まっているなら「容量と出力」を要チェック!

もし、迷ってしまったらこのどちらかでOK!

災害に備える方はこちら👇

アウトドアメインの方はこちら👇

まとめ|エコフローがあれば、災害時もアウトドアも安心!

キャンプ・車中泊・停電対策、どんな場面でも電源があるだけで安心感が段違いです。

実際に私も何度か冬キャンプで凍え死にそうな時に電気毛布に救われました…。
特に小さなお子様がいるご家庭では1台持っておくと安心です。

特に今回ご紹介したRIVER PROは、容量・重さ・価格のバランスがよく、初めてのポータブル電源として非常におすすめできるモデルです。

ぜひ検討してみてくださいね。

この記事を書いた人

須藤 翔哉のアバター 須藤 翔哉 TOKYO ASOVI代表

TOKYO ASOVI代表 須藤 翔哉
〔焚火師|焚き火プランナー〕

東京でも気軽に焚き火を囲める「手ぶらで焚き火イベント」を主催し、炎を見つめる時間の豊かさを届けています。
本ブログ「ASOVI DAYS」では、焚火師おすすめのキャンプ場や焚き火ギアなど、焚き火に関する情報を発信中。

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