- 炭や灰の処理ってどうすればいいの?
- 火消し壺と火消し袋、どっちが便利?
- 焚き火の後って、実は一番大変…
焚き火の時間は、ぼーっと炎を眺めているだけでリラックスできますよね。
そこで見落としがちなのが“焚き火の片付け”。
最近では、都内近郊でも気軽に焚き火が楽しめる場所が増えましたが、炭の処理ルールは施設によってさまざまです。

焚き火のことばかり考えて、片付けのこと忘れてた!
そんな声もよく耳にします。
この記事では、火消し壺と火消し袋を正直にレビューし、どちらが都市型アウトドアにフィットするのかを紹介します。
焚き火の片付けには“火消し袋”がおすすめです!
焚き火の片付け方とは?


焚き火が終わった後、炭や薪の処理をどうするかは非常に重要です。
特に最近は直火禁止・炭持ち帰りが基本の場所も多く、事前に準備しておかないと困ることも。
- 現地の炭捨て場に処理
- 自分で消火し、持ち帰る
特に炭を持ち帰るパターンは要注意!
炭はなかなか冷めません!
火がついたまま持ち帰るのは危険ですし、炭捨て場が無い場所も多いため、火消しアイテムの準備が重要になります。
焚き火を消すための基本手順


火を消すときにやってはいけないのが、水を直接ジャバっとかける方法。
これは急激な温度変化で焚き火台が錆びたり、劣化するリスクがあります。
- 酸素を遮断し、自然に消火を待つ
- 燃え残った炭を火ばさみでまとめる
- 火消し袋・壺に移す
- 完全に冷めてからゴミに出す
「消す」ではなく「冷ます」という意識が大切です。
火消し壺と火消し袋って何?
どちらも“使用後の炭や薪を安全に持ち帰るため道具”です。
火消し壺(缶タイプ)




- 金属製の蓋付き容器
- ホームセンターやネット通販で手に入る
- 密閉性が高く、炭を酸欠状態にして自然消火できる
火消し袋(布タイプ)




- 耐火繊維やガラス繊維などで作られた専用袋
- 折りたたみできて持ち運びしやすい
- 袋の外側の火傷リスクが火消し壺よりも低い
それぞれに特徴がありますが、実際の使用感はかなり違います。
実際に使ってわかった火消し壺の難点



火消し壺本体が高温になってヒヤッとした!
焚き火が終わって、赤くなった灰をそのまま缶に入れて蓋を閉める。
理屈では安全なはずが、缶自体が熱くなりすぎて耐熱手袋をしていないと火傷のリスクもある状態でした。




高温になった熾火は約600℃もあるため、短時間で冷めることもありません。
キャンプ場の炭捨て場が使えないときには、灰が冷める時間も考慮して焚き火を楽しみましょう。
焚き火に慣れていない方は、ふとした瞬間に高温部分に触れてしまうこともあります。
念の為、火傷薬や絆創膏を常備しておくと安心です。
火消し袋を使って感じた便利なポイント
一方、最近使い始めた火消し袋。
軽量で耐火性能も高く、コンパクトに持ち運び可能な商品がたくさん発売されています。
「火消し袋って本当に大丈夫?」と半信半疑で使ってみたところ…
想像以上に安全で、使いやすかったです。


「焚き火終わりにサッと炭を入れて、冷めたら一般ゴミへ」
これだけで済むので、撤収作業が圧倒的にラクになりました。
火消し壺 vs 火消し袋|徹底比較
項目 | 火消し壺(缶) | 火消し袋(布) |
---|---|---|
・熱の持ちやすさ | 非常に熱くなる | 熱を持ちにくい |
・持ち運びやすさ | かさばる | 折りたためて軽い |
・消火能力 | 高い(密閉性あり) | 十分に消火可能 |
・車載の安全性 | 要注意(高温注意) | 安全性が高い |
こうして比べてみると、火消し袋の利便性の高さが際立ちます。
特に都市部から電車でアウトドアに行く方や、ミニマル装備で楽しみたい人には火消し袋がぴったりです。
おすすめの火消し袋
ZEN Camp
ZEN Campの火消し袋は、使用後の炭や薪を安全に収納・持ち運びできる耐熱仕様の収納袋。内部に耐火性インナーを備え、チャックを閉めるだけで空気を遮断して消火できる構造です。焚き火後の後片付けをスマートにしながら、火の扱いに不安がある方にも安心なアイテムです。
- 耐火温度1200℃の高耐久仕様
- 二重構造で煙漏れもしにくい
- 使用後も折りたたんで収納OK
- 日本メーカーならではの安心感
nアッシュバッグ
nアッシュバッグは、消火・持ち運び・灰の処理までを一つでこなす多機能火消し袋。高耐熱素材と三重構造で、火がついたままの炭をそのまま収納可能。消火後は袋ごと自立し、灰をこぼさず安全に持ち帰れる仕様で、都市型アウトドアにもフィットします。
- 火がついたままでも収納OKな高耐熱素材
- 自立式で灰のこぼれを防ぎやすい安心設計
- チャックでしっかり密閉
- 繰り返し使えるタフな設計で経済的
自治体ごとの炭処理ルールに注意!


多くの自治体では、完全に消火・冷却された炭や灰は“燃えるゴミ”扱いで出せるところが増えています。
自治体のルールに従って、処分しましょう。
完全に冷めたことを確認することが大切です。
まとめ|焚き火の終わりをスマートに
焚き火を楽しむ際は、設営から片付けまで含めて事前に必要な道具をチェックしましょう!
リラックスしたまま帰宅するためにも、火消し袋の導入はかなりおすすめです。
「焚き火って片付けが面倒そう…」と思っている方にこそ、
火消し袋は焚き火の“気軽さ”を一段上に引き上げてくれるアイテムになるでしょう。
焚き火の後始末に悩んでいた方のヒントになれば嬉しいです。
焚き火をもっと快適に、もっと安全に。
焚き火の後始末にお悩みの方は、火消し袋をぜひチェックしてみてください。

