「焚き火を始めてみたいけど、どんなチェアを選んだら良いかわからない…」
いざ焚き火を始めよう思った時に、焚き火の必須アイテムと言えるチェア選びは本当に難しい!
しっくり来るチェアが見つからずに何回も買い替えてしまうような“チェア難民”の方も少なくないでしょう。

正直、火おこしをするより難しいかも…。笑
この記事では、初心者の方でも安心して選べる焚き火チェアの選び方をポイントを絞ってご紹介します。
まず初めに結論からお伝えすると、
初心者の方が最初に選ぶなら、難燃性素材で安定感があり、コンパクトに収納できるロータイプのチェアがおすすめです。
ざっくり、“強くて低くて小さくなるやつ” と覚えておきましょう!
それでは、その理由を詳しく解説していきます。
初心者向け!焚き火チェアの選び方
1. 焚き火チェアの必要性と人気の理由
突然ですが、皆さんは焚き火の魅力を言葉で伝えることはできますか?


パチパチと燃える炎を見つめていると、言葉で表現するのが難しいほど自然と心が落ち着きますよね。
2021年に放送されていた焚き火を囲んでトークを楽しむ番組「石橋、薪を焚べる」が印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
僕自身も日々の喧騒から離れて焚き火を囲む時間は、何にも代えがたい至福のひとときです。
そんな焚き火タイムを、より快適にしてくれるのが「焚き火チェア」です。
地面に直接座る野営スタイルもワイルドで良いですが、長時間となると疲れてしまいますよね。焚き火の温かさを感じながら、ゆったりとくつろげる焚き火チェアがあれば、よりリラックスした時間を過ごすことができます。
最近では、デザイン性や機能性に優れた焚き火チェアに注目が集まっています。
2. 焚き火チェアの種類と特徴


焚き火チェアと一口に言っても、様々な種類があります。
大きく分けると4種類
- ⚫︎ローチェア
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地面に近い高さで安定感があり、リラックスしやすいのが特徴です。
- ⚫︎ハイバックチェア
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背もたれが高く、首や肩までサポートしてくれるので、長時間座っても疲れにくいのが魅力です。
- ⚫︎アームチェア
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肘掛けが付いており、よりゆったりとくつろげます。立ち上がりやすいというメリットもあります。
- ⚫︎コンパクトチェア
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軽量でコンパクトに収納できるため、持ち運びに便利です。
それぞれの特徴を知っておくと、自分の焚き火スタイルや好みに合ったチェアを見つけやすくなりますよ。
3. 選ぶ際の重要ポイントとチェックリスト
実際に焚き火チェアを選ぶ際に、チェックするポイントを以下にまとめました。
- 素材 焚き火の火の粉に強い難燃素材であるか。
- 座り心地 長時間座っても疲れないか。実際に座ってみるのがおすすめ。
- 安定性 焚き火のそばで使用するので、安定感があるか。
- 収納性 持ち運びや保管に便利か。
- 耐久性 長く使える丈夫な作りか。
- 予算 自分の予算に合った価格帯か。
これらのポイントを考慮しながら、次の項目でさらに詳しく見ていきましょう。
4. サイズと高さの選び方
焚き火チェアのサイズや高さも、快適性に大きく影響します。
この2点に関しては、使用している焚火台やご自身の体格によっても選択肢が変わってくるため、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。


- ⚫︎高さの選び方
-
・ローチェアは地面に近く、リラックス感が強いですが、立ち上がりにくさを感じる方もいます。
・アームチェアは立ち上がりやすいですが、リラックス感が少し弱く感じる場合があります。 - ⚫︎サイズの選び方
-
コンパクトなものは持ち運びに便利ですが、ゆったり座りたい方には少し狭く感じるかもしれません。使用するシーンや人数に合わせて選ぶと良いでしょう。
実際に店舗で座ってみるのが一番ですが、難しい場合はサイズ表記をしっかり確認するようにしましょう。
焚き火チェアに求められる機能とは?
焚き火を楽しむ上で、焚き火チェアにはいくつかの重要な機能が求められます。
難燃素材の重要性とその種類
焚き火の近くで使用するチェアにとって、難燃性は非常に重要なポイントです。火の粉が飛んできても燃え広がりにくい素材を選ぶことで、安全に焚き火を楽しむことができます。
代表的な難燃素材としては、コットンやポリエステルに難燃加工を施した素材(TC素材)などがあります。帆布生地のチェアも難燃性が高く、ガシガシ使えるのでおすすめです。
座り心地を重視する理由


リラックスできる焚き火時間だからこそ、座り心地は重要です。
見た目よりも実際に座ってみて、快適なチェアを選ぶことをおすすめします。
座ってみると見た目以上にシート幅が狭かったり、太ももの裏にフレームが干渉して座り心地が悪いと感じるチェアもあるので注意しましょう。
収納性と持ち運びやすさのポイント
バイクなどでキャンプ場へ持ち運ぶことを考えると、収納性や持ち運びやすさも重要な要素です。
折りたたみ式でコンパクトに収納できるチェアや、軽量で持ち手が付いているチェアは、持ち運びに便利です。収納時のサイズや重量を確認しておきましょう。
調節機能とリクライニングについて
より快適な焚き火時間を過ごしたいなら、高さ調節機能やリクライニング機能が付いたチェアもおすすめです。
背もたれの角度を調節できるリクライニング機能があれば、よりリラックスした姿勢でくつろぐことができます。



背もたれを倒せば、夜空一面に広がる星空を独り占めできちゃいます!
人気のブランドとおすすめモデル
ここからは、人気のブランドと初心者の方にもおすすめの焚き火チェアをご紹介します。
DOD(ディーオーディー)/ タキビチェア
焚き火の前で使用することを考えて設計された超ロースタイルのチェアです。煙が当たりにくい高さになっており、ストレスなく焚き火を楽しめます。また火の粉が飛んでも穴が開きにくい帆布生地を使用していて、耐火性もバッチリ。
焚き火を存分に楽しみたい方は検討してみてください。
LOGOS(ロゴス)/ キングあぐらチェア
日本のアウトドアブランドであるLOGOSは、品質の高さと使いやすさが魅力です。「難燃BRICK・キングあぐらチェア」は、あぐらを組んでゆったりと座れる広々とした座面と、難燃素材が特徴。
焚き火の温もりを感じながらも、安心してくつろげます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/ ロースタイルコンフォートチェア
手頃な価格で高品質な製品が多いキャプテンスタッグ。「CSブラックラベル ロースタイルコンフォートチェア」は、ロータイプで焚き火との距離感が近く、コンパクトに収納できるのが魅力です。
初心者の方でも手に取りやすい価格帯も嬉しいポイントです。
Coleman(コールマン)/ ファイアープレイスフォールディングチェア
ファミリーキャンプでも人気のColemanは、テントとデザインを揃えられるチェアも豊富です。「ファイアープレイスフォールディングチェア」は、焚き火に強いコットン生地を使用していて、落ち着いたデザインが魅力。
もし、Coleman製品をお持ちであれば統一感が出てサイトが引き締まること間違いなしです。
OUTBEAR(アウトベアー)/ あぐらで使えるローチェア
OUTBEARの「あぐらで使えるローチェア」は、広めの座面設計であぐらを組んだり、足を伸ばしたりと、自由なスタイルでくつろげるローチェアです。地面に近い座面は焚き火との相性も抜群で、自然との一体感を楽しめます。
軽量&折りたたみ式で持ち運びもスムーズな、焚き火初心者にもおすすめの一脚です。
【2025年】注目の焚き火チェアをご紹介
ここ数年、アウトドア人気の高まりと同時に、チェアにも“快適性”や“多機能性”が求められるようになりました。
特に2025年は、焚き火を囲む時間をより豊かに、自由に楽しむための“ギミック”が注目の的になりそうです。
今まではリクライニング機能しかなかったチェアに高さ調整も加わるなど、“焚き火時間をより充実させるチェア”が続々登場しています。



チェアひとつで、焚き火体験の質が変わる――。
そんな時代がそこまで来ています。
\2025 注目の焚き火チェアを3つご紹介/
1. Coleman(コールマン)/ レイチェア NX18
コールマンの最新モデル「レイチェア NX18」は、6段階の座面高さと3段階のリクライニング機能を備え、合計18通りのスタイルで使用可能。難燃素材のシートで焚き火の近くでも安心して使用できます。収納時はコンパクトになり、持ち運びも便利です。
2. AS2OV(アッソブ)/ ハイバックローバーチェア
アッソブの「ハイバックローバーチェア」は、4段階のリクライニング機能と高い背もたれで、まるで野外用ソファのような座り心地。防水性と耐久性に優れたオリジナル生地を使用し、オットマン(別売り)と組み合わせることで、さらに快適なリラックスタイムを実現します。
3. Onway / リクライニングコンフォートローチェア
オンウェーの「リクライニングコンフォートローチェア」は、4段階のリクライニング機能を備えたローチェア。チーク材のアームレストと火の粉に強い6号帆布のシートを採用し、ナチュラルなデザインと機能性を兼ね備えています。肘掛をスライドさせることで背もたれの角度を簡単に調整できます。
自分に合った焚き火チェアで最高の焚き火時間を
チェアを火に近づけすぎない。
風向きに注意し、火の粉が飛んでこない場所に設置する。
難燃素材のチェアでも、なるべく火の粉を避ける。
安全に配慮して、焚き火を楽しみましょう。
焚き火チェアは、焚き火時間をより快適で特別なものにしてくれる大切なギアの一つです。
この記事が、皆さんのチェア選びの参考になれば嬉しいです。