- 焚き火シートってどれを選べばいいのかわからない…。
- 初心者におすすめの焚き火シートが知りたい!
- 焚き火にマナーはあるの?
「パチパチ」と燃える炎を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごす焚き火。
キャンプの醍醐味であり、心を癒してくれる特別な時間ですよね。
その一方で、焚き火は一歩間違えれば芝生を焦がしキャンプ場に迷惑をかけてしまうことも……。
そこで今回は、焚火師厳選の焚き火シートや、焚き火の基本的なマナーについて解説します!
焚火師が実際に選んだ焚き火シートはこちら

迷ったらこれ!– Fieekty 焚き火シート –
耐火性も充分でオールラウンダーといってもいい焚き火シート。
焚火台に合わせてシートサイズが選べるところも一押しポイント!
収納性で選ぶならこれ!-BUNDOK 焚き火シート-
都心部に住んでいると、電車やバイクでキャンプに出かける人も多いですよね。
カーボン素材の焚き火シートは布のように柔らかく、畳むと小さくなるので収納性も◎!
焚き火シート選びの基本
いざ、焚き火を始めようと思ったときに直面するのが、焚き火シート選び。
ネットで検索しても、どれを選べばいいのかわかりませんよね……。
焚き火シートを1つ選ぶだけでも「サイズ・素材・価格」の適したものを選ぶ必要があります。

火を使うからなるべく安全なものが欲しい…。
この記事では、焚き火シート選びに悩む方々へ、焚火師が厳選したおすすめの焚き火シートをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
焚き火シートを使わないとどうなる?





焚き火をするとき、焚き火シートを使ってますか?



うちは焚火台があるから大丈夫!
……それは大きな間違いです!
焚火台は想像以上に高温になり、焚火台の下の芝生を焦がしてしまうだけでなく、落ちた火種が原因で周囲の枯れ葉や下草に引火し、山火事につながる危険性も決してゼロではありません。
キャンプ場によっては焚き火シートの使用が義務付けられている場所も増えています。
焚き火シートは芝生を守り、焚き火を安全に楽しむための必須アイテムです。
焚き火の温度ってどれくらい?
焚き火の状態 | 温度 | 食材の例え | |
---|---|---|---|
![]() ![]() | 火起こし直後 | 約450℃ | ![]() ![]() ピザ生地がカリッと焼ける温度 |
![]() ![]() | 炎が勢いよく燃えている状態 | 約800〜900℃ | ![]() ![]() 肉の表面が一瞬で焼ける温度 |
![]() ![]() | 熾火(おきび)の状態 | 約600℃ | ![]() ![]() ホクホクの焼き芋が仕上がる温度 |
熾火の状態でも600℃!
焚き火の管理をする時は、必ず耐熱手袋を着用しましょう!
焚き火の知っておきたいマナーは?
焚き火の基本的な6つのマナー
① 指定された場所で行う
キャンプ場や許可された場所で焚き火を行う。


② 風に注意する
風速5m/s以上で注意が必要。火の粉が飛ぶので風向きも考慮する。


③ 燃えるものを近くに置かない
テントやタープ、燃料などの燃えやすいものは焚き火から距離を置く。


④ 火の後始末を行う
灰捨て場がなければ火消し袋を用意し、処理する。


⑤ ゴミは持ち帰る
ゴミ捨て場がない場合、焚き火で出たゴミは持ち帰る。


⑥ 音に注意する
焚き火は静かに楽しむ。





気持ちよく焚き火をする為に、ルールを守って楽しみましょう!
焚き火シートの種類と選び方のポイント
いざ焚き火シートを選ぼうと思っても、たくさん種類があって迷ってしまうかもしれません。
ここでは、焚き火シートの主な種類と、選ぶ際のポイントをご紹介します。
焚き火シートの主な種類
種類 | 特徴 | メリット・デメリット | 向いている人 |
---|---|---|---|
⚫︎グラスファイバー繊維 | ガラス繊維などで作られており、火の粉や高温に強い。 | ◯ 安価で手に入りやすい ◯ 地面をしっかり保護 × 長時間の高温状態に弱い | 初めての焚き火ならこれで充分 |
⚫︎スタッパシート | ガラス繊維にシリコン加工が施された耐熱素材を使用。 厚手で重みもありズレにくい。 | ◯ 耐久性が高く、プロ志向 ◯ 高温長時間にも対応 × 値段はやや高め | 焚き火を長期的に楽しみたい人 |
⚫︎カーボンフェルト | 炭素繊維で作られており、超高耐熱性。 コンパクトに収納できる。 | ◯ 900℃以上の熱もOK ◯ 軽くて携帯性も抜群 × 折りジワが残りやすい | 軽量思考、ミニマリスト向け |
【素材別】おすすめ焚き火シート 9選!
《手軽さ重視派》グラスファイバー繊維
1. LOGOS 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 80×60 cm |
耐熱温度 | 約500℃ |
素材 | グラスファイバー |
2. CAPTAIN STAG 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 80×80 cm |
耐熱温度 | 約700℃ |
素材 | グラスファイバー |
3. Coleman ファイアープレイスシート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 80×80 cm |
耐熱温度 | 約600℃ |
素材 | グラスファイバー |
4. Belmont 焚き火プロテクトシート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 60×56 cm |
耐熱温度 | – |
素材 | 厚口アルミニウム、グラスファイバー繊維 |
《安心重視派》スタッパシート
5. ZEN Camps 焚き火シート(黒)
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 95×60 cm |
耐熱温度 | 約550℃ |
素材 | ガラス繊維、シリコン加工 |
6. Fieekty 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 90×65 cm |
耐熱温度 | 約900℃ |
素材 | ガラス繊維、シリコン加工 |
《ミニマリスト派》カーボン素材
7. 武田コーポレーション 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 60×60 cm |
耐熱温度 | 約500℃ |
素材 | カーボンフェルト |
8. Yumosmn 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 60×60 |
耐熱温度 | 約700℃ |
素材 | カーボンフェルト |
9. BUNDOK 焚き火シート
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 60×60 |
耐熱温度 | 約700℃ |
素材 | カーボンフェルト |
焚き火シートを選ぶ際のポイント
① サイズ
使用する焚き火台のサイズよりも一回り大きいものを選びましょう。
火の粉が広範囲に飛び散る可能性を考慮し、大きめのシートを選ぶことが大切です。


② 素材
耐熱性、耐久性に優れた素材を選びましょう。
各素材の特徴を理解した上で選ぶことが重要です。


③ 収納性
コンパクトに収納できるものを選ぶと、持ち運びや保管に便利です。


④ 価格
素材や機能によって価格は異なります。
予算に合わせて、必要な機能を備えたものを選びましょう。


最近では、デザイン性の高い焚き火シートや、四隅にペグを打てるハトメが付いた安定性の高いシートも販売されています。ご自身のスタイルや用途に合わせて、ぴったりの焚き火シートを見つけてください。
焚き火シートを使って、安全で楽しい焚き火ライフを!


焚き火は、自然の中で特別な時間を過ごせる素晴らしいアクティビティです。
その魅力を長く楽しむためには、一人ひとりがマナーを守り、施設や環境への配慮を忘れてはいけません。
焚き火シートは、安全に楽しむための重要なアイテムです。
まだ焚き火シートを持っていない方は、ぜひこの機会に購入を検討してみてくださいね。
既にお持ちの方も、焚火台に合わせたシート選びをおすすめします。
最高の焚き火体験を楽しみましょう!

