- 焚き火とBBQって何が違うの?
- 夏に焚き火って暑くない?
- 炎を眺めるって、そんなに特別?
東京でもアウトドアを楽しむ人が増えた今、BBQと焚き火の違いについて知ることは、自分らしい時間の過ごし方を見つけるヒントになります。

BBQと焚き火って同じじゃないの?
焚き火未経験の方からいただく、よくある質問の一つです。
- BBQは“食事を楽しむ”。
- 焚き火は“炎の揺めきを楽しむ”。
と、似ているようで実は目的も楽しみ方もまったく異なります!
この記事では、焚き火とBBQの違いを切り口に、夏でも快適に楽しめる焚き火の魅力や焚き火がもたらす癒し効果、そして初心者におすすめの始め方まで徹底解説します。
焚き火とBBQは全然違う?その違いと魅力を徹底解説
BBQと焚き火は似ているようで、“目的”がまったく違います。
その違いを理解することで、アウトドアの楽しみ方がぐっと広がりますよ!


まずは、BBQと焚き火の違いを明確にし、なぜ焚き火が「癒し」や「自分の時間」に向いているのかを解説していきます。
BBQは“調理に使う火”、焚き火は“癒しの炎”
BBQと焚き火の違いは、「火の目的」にあります。
BBQの目的は「食事を楽しむ」


- 食材を焼くことが主な目的
- 焼くスピードや火力が重要
- 焼き終わったら、火は片付けられることが多い
炭火で焼いたお肉や野菜は香ばしく、外で食べることでさらに美味しく感じられます。
とくに備長炭やオガ炭など、炭の種類によって火の持続性や香りが変わるため、目的や料理に応じて炭を使い分ける楽しさも魅力の一つです。
また、食材によって火力を調整するのもBBQの醍醐味。
じっくり火を通したい厚切り肉は強火ゾーンに、焼きすぎたくない野菜は炭の端に置いて弱火で…と、火と食材の相性がBBQの奥深さを引き立ててくれます。
普段料理をしない方でも、外で行うBBQでは豪快にお肉を焼きたくなる感覚も魅力の一つかもしれません。
焚き火の目的は「炎の揺めきを楽しむ」


- 炎のゆらぎや薪の爆ぜる音を楽しむ
- 視覚・聴覚・嗅覚などを使って五感で味わう
- 炎が主役で、料理は「脇役」
ゆらめく炎を見ていると、時間がゆっくり流れ始め、自然とリラックスした気持ちになれます。
また、焚き火は調理の火として使うことも可能で、シンプルな焼き芋やソーセージ、ホイル焼きなどを楽しむこともできます。
ただし、料理は“焚き火のおまけ”であり、メインはあくまで「炎を眺めて過ごす時間」。
この違いを理解することで、アウトドアでの過ごし方がより豊かになります。
使用する道具にも違いがある
BBQの場合は、「BBQコンロ」が一般的
- 高さがある為、立って調理するにはちょうど良い
- 幅が広く、炭を置く位置によって火加減を調整できる
- 一度にたくさん焼くことができる
- 高さがある為、焚き火で使用すると危険
- 炭を置く設計なので、薪は置きづらい
- 座った時に炎を眺めにくい、落ち着かない
焚き火の場合は、「焚火台」が一般的
- 高さが低く、焚き火の炎でも安全に楽しめる
- 薪を置きやすい設計なので、燃焼効率が良い
- 焚き火の炎が見えやすいように工夫されている
- 高さが低く、食材をたくさん焼くための“調理器具”としては向いていない
- 強火ゾーンや弱火ゾーンが作りにくい
- 炭の火力調整が難しい
同じメーカーでも、“BBQコンロ”と“焚火台”は別々で販売しているほど使用目的に違いがあります。
夏に焚き火はアリ?実は“夜”が魅力的な季節


焚き火と聞いて、「寒い時期にやるもの」と思う方も多いかもしれません。
確かに、初心者の方が気軽に焚き火を楽しめるシーズンは春と秋。気温も湿度も穏やかで、焚き火に最適な環境が整っています。
ただ、夏の夜には夏なりの焚き火の楽しみ方があります。
夏焚き火の魅力


- 日が暮れてから始めることで、気温は想像以上に快適
- 夏の夕暮れ。静かな時間を過ごせる
- 焚き火の煙が虫除け効果を発揮
日中は30℃を超えるような日でも、夜になれば空気はぐっと和らぎます。
暑さが落ち着いた時間帯に、ゆらめく炎と静かな空間を味わう焚き火。
実は、日中のBBQよりも快適に過ごせる。贅沢な時間なんです!
焚き火の“癒し効果”とは?科学的な裏付けも
焚き火の炎には、人の心を落ち着かせる不思議な力があります。
焚き火がもたらす心理的効果


- 規則的なゆらぎ(1/fゆらぎ)で脳をリラックス状態に
- オレンジ色の光が副交感神経を優位に
- 焚き火の音にはASMR的な効果も
現代はスマホやPCの光にさらされ続けて、交感神経が優位になりがち。
そんな日常からふと離れられるのが焚き火の魅力です。
TOKYO ASOVIの手ぶらで焚き火では、“デジタルデトックス”で焚き火体験ができます。
“焚き火セラピー”という考え方


最近では、キャンプや焚き火をメンタルケアの一環として取り入れる施設も増えてきました。



SNSなどが普及してきた今だからこそ、“焚き火の炎による癒し効果”は注目されています!
食べ物がなくても成立する|焚き火の時間
焚き火は「食べること」が主な目的ではありません。
むしろ、火を囲むだけで人と人の距離が縮まるのが焚き火の不思議なところです。



炎を囲むと、自然体で会話が生まれるところが面白い!
“炎を囲む”という文化


- 焚き火の前では、人は自然と本音を語る
- 一人でぼーっと過ごす時間にも最適
焚き火は、誰かと語り合いたい夜にも、自分と向き合いたい夜にも合う。
だからこそ、アウトドアの中でも特別な存在なのです。
焚き火を始めたい人へ|道具とポイント


必要な道具
焚き火台(初心者には軽量コンパクトなものがおすすめ)
5,000円以下で買えるTokyoCampの焚き火台。折り畳むとA4サイズになるので収納場所にも困りません。
薪 (針葉樹と広葉樹)
火が付きやすい“針葉樹”と、安定した炎が楽しめる“広葉樹”のセットがおすすめ。
着火道具
マッチタイプの着火剤。ガスライターがなくてもこれ一つで着火が可能です。
耐熱グローブと火ばさみ
必須アイテムとも言える焚き火グローブ。1,000円以下と安価なものでもしっかり耐熱効果があります。
薪をくべるためにトングも用意しておくと便利です。
薪専用の“火ばさみ”もありますが、まずは使い慣れた“トング”で充分です。


夏に焚き火を快適に楽しむポイント
- 風通しのいい場所を選ぶ
- 地面が石や砂利の場所を選ぶと火の粉対策になる
- 虫除け対策をしっかり(虫除けスプレーや蚊取り線香)
また、直火禁止の場所も多いので、焚火台と焚き火シートをセットで使うのが一般的。
“BBQはOK”でも“焚き火はNG”の施設もあるので、まずは焚き火が可能な場所を選ぶことが大前提です。
まとめ|BBQの次に体験してほしい“焚き火の時間”
いかがでしたか?
焚き火で過ごす時間は、日常から少し離れて自分と向き合える特別な時間です。
一度体験してみれば、その違いと魅力がはっきりわかるはずです。
まだ体験したことがない方も、ぜひ“焚き火の時間”を取り入れてみてくださいね。
- BBQは食事を楽しむ火
- 焚き火は炎を感じる火
- 夏でも楽しめる夜の焚き火
- 癒しと会話を生む不思議な火の力
手ぶらで楽しむ焚き火イベントへ|TOKYO ASOVI
「焚き火、やってみたくなった!」
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道具不要ですぐに焚き火が楽しめるので、初心者の方でもお気軽にご利用いただけます。
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