【夏の虫問題】キャンプで持っておきたい虫除けグッズと

  • キャンプに行きたいけど虫がムリ!
  • 自分だけ蚊に刺されるの謎すぎる…
  • 夜になるとライトの周りが虫だらけ!

夏になるとBBQやアウトドアの季節ですが、そこで問題なのがですよね。

蚊はもちろんのこと、何十年も生きてるのに“初めまして”のよくわからないデカい虫まで現れます。

この記事では、そんな虫たちと遭遇しないためのアウトドアに最適の虫除けグッズをご紹介していきます。

目次

アウトドアでよく現れる虫とは?

はじめに結論からお伝えすると…

虫がいることを前提に、アウトドア用の虫除けグッズで対策することが大切!
焚き火の煙で撃退するならクスノキが効果的!

まずはキャンプ場によく出現する虫の種類を知っておきましょう。
それぞれの虫の特徴と対処法を知っておくことで、必要なグッズや服装の選び方が変わってくるので、知識として覚えておくと良いでしょう。

言わずと知れたアウトドアの天敵No.1
とくに水辺や草むら、日陰などの「ジメジメした場所」に多く、夕方から活発に動き始めます。

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刺されると赤く腫れて、かゆみが長引くのが特徴。
しかも、汗のニオイや黒い服にも反応して寄ってくるため、夏の服装や体温管理がカギになります。

ブユ(ブヨ)

見た目は小さいけれど、実は蚊よりも刺されたときのダメージが大きいのがブユ。
川辺や高原など、きれいな水辺に生息していて、春〜秋の朝夕に活動が活発になります。

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蚊とは違い「皮膚を噛みちぎって吸血する」という性質があるため、刺されると赤く腫れて、かゆみだけでなく強い痛みが出ることもあります。

アブ

大きな体で「ブーン!」と音を立てて飛んでくるのが特徴のアブ。
見た目も存在感も圧倒的で、特に夏の水辺や山中でよく見かけます。

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アブは皮膚をかじって吸血するタイプで、刺されると強い痛みと腫れが出ます。
汗のニオイに反応するため、運動後や水遊び後などは特に注意が必要です。

アウトドア中での「最も注意が必要な虫」がハチです。
とくにスズメバチなどは刺激すると攻撃してくることがあり、命に関わるリスクも

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香水や柔軟剤、黒い服に反応しやすい傾向があるため、甘い香り系のアイテムは避けるのが基本
また、木の下や草むらに巣があることもあるので、むやみに手を突っ込まないようにしましょう。

カメムシ

刺してこないけど、強烈なニオイを発するのがカメムシ。
テントや服の中、ザックの隙間に入り込むこともあり、遭遇率が高い虫です。

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特に秋口になると「越冬のためにあらゆる隙間に侵入」してくる習性があるため、テント設営時や撤収時にはしっかり振ってから収納するのが◎。

虫に刺されないための基本装備は?

虫対策というと、虫除けスプレーをイメージしがちですが、実は最も効果的なのは刺されない服装を選ぶこと。

とくに蚊やブユ、アブなどは肌の露出・汗・黒い服に強く反応するため、どんなに虫除けグッズを使っても装備が甘ければ簡単に刺されてしまいます。

虫が好む「服装」の条件とは?

虫は、色や匂いに反応して近づいてくることが多い生き物です。
この色や匂いに注意するだけでも効果が期待できます。

虫と遭遇しないために気を付けること
  • 黒や濃い色の服:蚊やハチは黒色を好む傾向があり、明るい色(白・ベージュ・ライトグレー)が安心。
  • 露出が多い服装:短パンや半袖は格好の標的。できれば長袖長ズボンで通気性の良い素材がベスト!
  • ピタッとした服:タイトすぎると、服の上から刺される可能性も。ゆとりあるシルエットがおすすめ。

汗にも要注意

虫たちは「汗のニオイと体温」にも敏感。
とくに蚊やアブは、汗をかいた直後の肌を好んで寄ってきます。

アウトドアでは次のような汗対策アイテムを用意しておくと安心です。

夏に使える汗対策アイテム
  • 汗拭きシート:清涼感のあるものがおすすめ
  • ドライインナー:汗をすばやく吸収して乾かす素材
  • 帽子やタオルで首元ケア:虫は足元〜首周りも狙ってきます

アウトドアで効果抜群の虫対策グッズ

虫と遭遇しない為には、できるだけ虫が近づけない環境にすることが大切です。
ここでは私の体験ベースで“これは使える!”と思ったものを紹介します。

完璧な状態:画像挿入(メッシュテントの中で蚊取り線香を焚いて、空間撃退スプレーを噴射)

虫除けスプレー

自然由来の成分で作られているので、大人から子供までこれ1本で使用可能。
肌への負担が少ない上に、爽やかな香りも夏にぴったりです。

太巻蚊取り線香

アブなどにも効果のある「パワー森林香」。
普通の蚊取り線香より太く、煙の量が多い為、キャンプなどのアウトドアに出かける際は用意しておくことが無難です。
1本あたり約6時間ほど燃焼してくれるので、コスパ抜群。

ヤブ蚊バリアスプレー

スプレーをシュッと吹いておくと、空間一帯から蚊がいなくなるこの製品。
誰でも使いやすい上、広い範囲で効果があるので特にアウトドアにおすすめの虫除けアイテムです。

メッシュ付きテント

アウトドアは満喫しつつ、虫は寄せ付けない。
そんな願ってもない願望を叶えてくれるのがメッシュ付きのテントです。

物理的に虫を遮断する為、安心感はNO.1
夏キャンプ用にテントを購入する際は、メッシュ付きのテントを選ぶようにしましょう。

焚き火で虫除け効果も

アウトドアの楽しみといえば焚き火
この焚き火、実は「虫除け」としても非常に有効なことをご存じでしょうか?

焚き火の熱と煙で虫除け対策

虫は煙や熱、独特のニオイに敏感です。
とくに蚊やブユなどは煙を避ける性質があり、焚き火の近くにいるだけで刺されにくくなるという利点があります。

もし準備ができるなら「クスノキ」がおすすめ

楠(クスノキ)には独特の香りが特徴で、古くから防虫剤などに利用される材料として有名です。

樟脳(しょうのう)という成分が特有の香りを出す

ヨモギの葉っぱにも虫除け効果が

よもぎの葉にも独特の香りがあり、「シネオール」という成分が虫除け効果を発揮します。
日当たりの良い道路脇などに生えていることも有り、私生活に馴染みのある野草です。

焚き火の炎の中に入れると、独特の香りと煙を発揮して虫を撃退することができます。

刺されたときの応急グッズと対応法

どれだけ対策していても、自然の中で100%虫刺されを防ぐのは難しいもの。
だからこそ、「刺されたあと、どうするか?」の準備もアウトドアには欠かせません。

刺されたときのために、応急グッズを用意しておくと安心です。

かゆみ止め

もし虫に刺されても対処できるように、かゆみ止めは最低限用意しておくと良いでしょう。

ポイズンリムーバー

聞き馴染みのない方も多いポイズンリムーバー
万が一、蜂などにさされた場合に備え、毒抜きなどを簡易的に行うことができる応急セットを用意しておくことが大切です。

冷却グッズ

冷却グッズで虫刺され部分をアイシングすることで腫れや痒みを抑制することができます。

虫に刺された後は、冷却グッズで対応しましょう。

まとめ|虫を気にせずアウトドアを楽しむために

いかがでしたか?

今回は夏の虫対策を紹介しましたが、自然を体験しに行くキャンプやアウトドアシーンではあくまでも虫と共存することが大前提です。
虫がいる場所にお邪魔する気持ちで、アウトドアライフを楽しみましょう!

虫対策まとめ
  • 出現する虫の種類を知った上で出掛ける
  • 服装の色に注意する
  • 虫除けグッズで対策する
  • 応急キットを用意しておく

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TOKYO ASOVI

この記事を書いた人

須藤 翔哉のアバター 須藤 翔哉 TOKYO ASOVI代表

TOKYO ASOVI代表 須藤 翔哉
〔焚火師|焚き火プランナー〕

東京でも気軽に焚き火を囲める「手ぶらで焚き火イベント」を主催し、炎を見つめる時間の豊かさを届けています。
本ブログ「ASOVI DAYS」では、焚火師おすすめのキャンプ場や焚き火ギアなど、焚き火に関する情報を発信中。

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